「私の指導者キャリアで最も困難な任務」
ブンデスリーガ第26節2日目が3月16日に行われ、ドメニコ・テデスコ監督からフーブ・ステフェンス監督へ指揮官を交代したシャルケは、本拠地でライプツィヒに0ー1で敗れた。この試合後、ステフェンス監督がインタビューに応じた。
――シャルケ復帰初戦は0ー1での黒星となりました。
ステフェンス監督 負けたことに失望している。私を知っている者であれば、私が負けを好まない人物であることは理解しているだろう。選手たちはすべてを出し切って戦ってくれた。このような結果になったこと、勝ち点をまったく獲得できなかったことについて残念に思っている。
――監督業自体は約3年ぶりです。
ステフェンス監督 ひざも耳も目も、まったく問題はなかった。体調は問題ないね。
――この試合に向けてあなたがチームを指導できた期間は、たった1日しかありませんでした…。
ステフェンス監督 いつもやっていることをやるしかなかった。頭をクリアにすることが、最も重要な任務だった。
――前任者テデスコ監督と同じく、あなたもアレクサンダー・ニューベルを正GKにしました。
ステフェンス監督 テデスコ監督は若く、誠実で、素晴らしい指導者だ。彼がやっていたことをすべて変える必要はない。
――この難しい状況で監督を引き受けました。
ステフェンス監督 私の指導者キャリアで最も困難な任務となるだろうね。
――では、なぜ引き受けたのですか?
ステフェンス監督 ひょっとしたら勝利よりも敗戦のほうが多くなるかもしれない。しかし私はこの仕事を引き受けた。シャルケへの愛があるからだ。
――今日の敗戦の中でポジティブな点はありましたか?
ステフェンス監督 選手がすべてを出し切って戦ったこと。シャルケは今、情熱や闘争心、活気を必要としているが、今日の試合でそれらを確認することができた。
――この緊迫した残留争いは、いつまで続くのでしょうか?
ステフェンス監督 今シーズンが終わるまで続くだろう。