- © Getty Images / Jörg Schüler
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古巣と対戦のシャヒン「私にとってスペシャルな瞬間」

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ブンデスリーガ第15節2日目が12月15日に行われ、香川真司が所属するドルトムントは本拠地で大迫勇也のブレーメンと対戦し、2ー1で勝利した。この試合でジグナル・イドゥナ・パークへ帰還し、古巣との対戦となったブレーメンのヌリ・シャヒンが、90分間の戦いを終えてインタビューに応じている。

――率直に伺います。どのような気分でしたか?

シャヒン まず、監督が私を信頼してくれて、 この試合の出場機会を得られたことについて、 本当にうれしく思っています。 そしてもちろんドルトムントと対戦できたこと、 この素晴らしい雰囲気の中でサッカーができたことも、 私にとっては特別でした。

――試合が終わった後、あなたは(南側ゴール裏の)“黄色い壁” の前に行き、 このスタジアムへ戻ってきたことをファンから祝ってもらいましたね。

シャヒン 私にとってスペシャルな瞬間でした。 私はずっと昔からこのスタジアムでプレーすることを夢見てきましたし、ドルトムントのためにすべてを出し切ってきました。 ファンのみなさんも、そのことを分かってくれているのでしょう。 ここに戻ってこられたこと、かつてのチームメートと戦えたこと、 かつてのファンと再会できたことを、ただただうれしく思います。 残念ながらこの試合は負けてしまいましたが、 ゲームを楽しもうと頑張りました。

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―― キックオフの前にあなたのお別れセレモニーがオフィシャルに行われました

シャヒン 試合の前だったため、 すぐにロッカールームに引き上げなければなりませんでしたね。 私の頭は試合のことに切り替えられていたので、 あのセレモニーを存分に堪能することはできませんでした。 しかし、関係者一人一人に心から感謝したいです。

――ナーバスになったりはしませんでしたか?

シャヒン 試合中にナーバスになることはまったくありませんでした。 しかし正直に言えば、 この試合が他の試合とは別物だったことも事実だと思います。かつてのチームメートとの試合を本当に楽しめました。

――試合が終わり、ここを去らなければなりません。 悲しさはありますか?

シャヒン ブレーメンでの居心地は本当に良いですし、 ブレーメンへの移籍は私自身が決めたことです。 問題はまったくありません(笑)

――では、 ブレーメンが今日敗れたことについて少し聞かせてください。

シャヒン ドルトムントは勝利に値していたと思いますが、 もし我々にもう少しだけ運があれば、 勝ち点1は持ち帰ることができました。 我々は問題なくプレーできましたし、 ドルトムントの攻撃にもしっかりと耐えていました。 終盤には同点に追いつくチャンスも作りました。 ポイントを獲得できなかったことは非常に残念ですが、 このような試合を今後も続け、 しっかりと経験を積んでいきたいです。そうすればこのチームは、 より安定した戦いができるようになるはずです。

――ブレーメンが掲げていた今季の目標は、 今後も変わりませんか?

シャヒン 我々の目標が危ぶまれているとはまったく思いません。確かに、 我々が当初望んでいた順位とは少し離れています。 しかしこのチームには若い選手がたくさんいて、 彼らは常に学んでいます。私は楽観的に構えていますよ。