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2018/19シーズン12月の「ルーキー・アワード」投票開始!

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スイスの高級時計メーカー、タグ・ホイヤー協賛のもと、当サイトでは毎月「ルーキー・アワード」を行い、ユーザー投票によりその月のベスト・ルーキーを選出している。2018/19シーズン12月の同賞候補者に選ばれたのは、ヘルタ・ベルリンのマルコ・グルイッチ、フォルトゥナ・デュッセルドルフのドディ・ルケバキオ、マインツのジャンフィリップ・マテタだ。

投票はこちら(英語はこちら)から可能となっており、ページ下部の3人から1人を選出。「Ich bin kein Roboter(I'm not a robot)※私はロボットではありません」にチェックを入れ、「Jetzt abstimmen(Vote)」をクリックすれば投票完了となる。

3人の候補者説明は下記の通り。投票は1月14日0時(日本時間14日8時)まで。

【マルコ・グルイッチ(ヘルタ・ベルリン)】

この夏リヴァプールから期限付きでヘルタ・ベルリンに加入した22歳のセルビア代表マルコ・グルイッチは、今季7試合に出場し、勝ち点17ポイント(5勝2分)に貢献した。一方、彼が出場しなかった10試合でヘルタは勝ち点は7ポイントしか上げられておらず、グルイッチがヘルタに移籍していなければチームは順位を降格圏に下げていた可能性すらある。セルビアリーグを制覇し、Uー20ワールドカップ優勝メンバーでもあったグルイッチが、ヘルタの主力選手としてチームに与えている影響力は計り知れない。

12月、グルイッチが出場した第13節ハノーファー戦、第14節フランクフルト戦でヘルタは2戦連続無失点で白星を上げたが、その後グルイッチを負傷で欠いたヘルタは3試合で7失点、勝ち点1ポイントしか得られなかった。グルイッチの強みは1対1で顕著に現れており、12月は1試合平均33回の1対1に挑み、58%の勝率を記録した。これはミッドフィルダーとしてはトップクラスの数字で、ダルダイ監督は「マルコは私がヘルタに来て以来、最高のミッドフィルダーだ」と若い才能を絶賛している。

マルコ・グルイッチ(ヘルタ・ベルリン) - DFL

【ドディ・ルケバキオ(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)】

前半戦最後の3試合のベストチームといえば、フォルトゥナ・デュッセルドルフだろう。8日間で3試合が行われたイングリッシュ・ウィークで全勝し、勝ち点9を獲得して順位を一気に14位に上げた。チームの好調を支えた立役者が、イングランドのワトフォードから1年間の期限付きでデュッセルドルフにやって来た21歳のUー21ベルギー代表ドディ・ルケバキオだ。今季すでに公式戦で11ゴール(ブンデスリーガで7点、DFB杯で4点)を決めたルケバキオは、デュッセルドルフのトップスコアラーに君臨している。

11月24日に行われたブンデスリーガ第12節バイエルン・ミュンヘン戦でハットトリックを記録し、歴史に名を刻んだルケバキオは12月にも2ゴールを上げた。第14節のブレーメン戦、そして首位ドルトムントに今季初めて泥をつけた第16節でそれぞれ1点を決めている。デュッセルドルフの全得点の37%を担う決定力と、12月は最高速度は時速37kmを叩き出した俊足が武器。今季3つのカウンターゴールを決めたが、まだアシストの記録はついていない。しかし、デュッセルドルフのスポーツディレクター、ルッツ・プファネンシュティール氏が「彼はスピードと才能を駆使して、素晴らしいプレーを見せてくれる」と称賛するように、それは時間の問題に過ぎないようだ。

ドディ・ルケバキオ(フォルトゥナ・デュッセルドルフ) - DFL

【ジャンフィリップ・マテタ(マインツ)】

フランスのリヨンからこの夏マインツに移籍した21歳のFWジャンフィリップ・マテタは、今季前半戦で5ゴールを決め、チーム首位の得点数を誇っている。昨季の前半戦では3ゴールを決めた武藤嘉紀(現プレミアリーグ、ニューカッスル)がマインツ・トップのゴール数を記録していた。マテタは、移籍直後こそチームに馴染むのに時間がかかり、第9節までに決めたゴールは1本だけだった。しかし、そこから急成長をとげた若手FWは11月以降、マインツ・ファンを魅了している。

第10節からの8試合で4ゴール、1アシストと活躍。この数字はまぐれではなく、マテタは第13節以降、枠内に20本のシュートを打っている。同期間にゴールにこれほど迫った選手はブンデスリーガ内にほかにいない。サンドロ・シュヴァルツ監督は「ジャンフィリップは、ストライカーとしての資質を兼ね備えている。彼は正しいタイミングで正しい場所に立ち、そしてゴールを沈めるんだ」とマテタの才能を褒め称える。マテタのゴールがなければ、マインツも降格争いと無縁ではいられなかったはずだ。

ジャンフィリップ・マテタ(マインツ) - DFL