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2019年ファーストゲーム、ドイツ代表の新顔紹介

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今週から来週にかけてのインターナショナルウィークで、ドイツ代表は3月20日にセルビア代表と、さらに同24日にオランダ代表とそれぞれ対戦する。15日に発表された23人のメンバーには、大迫勇也が所属するブレーメンのマクシミリアン・エゲシュタインなど、3人の新顔も名を連ねていた。本稿ではヨアヒム・レーヴ監督から期待を寄せられている若手3選手について紹介していく。

【マクシミリアン・エゲシュタイン(ブレーメン)】

2016/17シーズン後半戦からトップチームに定着し、昨季は33試合出場と年間を通して活躍。安定したパフォーマンスを発揮し、ブレーメンにとって欠かせない存在となったエゲシュタインのドイ ツ代表入りは、もはや時間の問題と見られていた。レーヴ監督から初めて招集を受けた直後の第26節レーバークーゼン戦でもマックス・クルーゼの先制点をアシストしており、このラストパスについて元ドイツ代表マティアス・ザマー氏も「ワールドクラス」と絶賛。少年時代にパイロットへの憧れも抱いていた22歳の若者は、同じブレーメンで活躍する弟ヨハネスより一足先に、フル代表デビューを果たすことになりそうだ。なお、今季ブンデスリーガで5ゴールを決めているエゲシュタインだが、昨今のプロ選手には珍しく、ソーシャルメディアの類を一切やっていない。

- imago/Laci Perenyi

【ニクラス・シュタルク(ヘルタ・ベルリン)】

190cm88kgという屈強な肉体を持ちながらスピードがあり、足下の技術も高くパスの精度には定評がある。プロデビューを果たしたニュルンベルク、そして現在所属するヘルタでも、CBもしくはボランチで起用されており、パル・ダルダイ監督からは「インテリジェンスあふれるプレーヤーだ。もしかしたら今シーズン、さらに大きな一歩を歩みだすかもしれない」と絶賛されていた。マッツ・フンメルス、ジェローム・ボアテングという長年ドイツ代表を支えてきたCBコンビが去った今、シュタルクには彼らの代役としての働きが求められる。

- imago images / Annegret Hilse

【ルーカス・クロースターマン(ライプツィヒ)】

A代表に初めて招集されたクロースターマンだが、2016年に開催されたリオデジャネイロ・オリンピックではU23ドイツ代表として、グループリーグから決勝まで、本大会全6試合に出場。両サイドバックをこなせる器用さを持ち、またサイドのスペシャリストでありながら189cmと上背もあるため、攻守において空中戦でも存在感を発揮する。所属クラブで左SBを務めるマルセル・ハルステンベルクもドイツ代表メンバーに選ばれており、揃って出場することが叶えば、ライプツィヒにとっても明るい話題となるだろう。

- CHRISTOF STACHE/AFP/Getty Images