- © Alexandre Simoes/Borussia Dortmund via Getty Images
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バイエルンがデア・クラシカーを制す!

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ブンデスリーガ第28節の最注目カード、ドルトムント対バイエルン・ミュンヘンのデア・クラシカーが5月26日に行われ、バイエルンが敵地で1ー0の勝利を収めた。

ドルトムント 0ー1 バイエルン・ミュンヘン

勝ち点4差で迎えた2位ドルトムントと首位バイエルンの天王山は、キックオフ直後から集中力と強度の高さが際立つハイレベルな一戦となった。

ドルトムントは開始30秒のハーランドのシュートでペースをつかむと、2シャドーのアザールとブラント、両ワイドのハキミとゲレイロが連動してスピーディーな攻撃を仕掛ける。

対するバイエルンもレヴァンドフスキの初シュートをきっかけに10分過ぎから盛り返すと、19分にはゴール前でフリーになったニャブリが、24分にはエリア右に抜け出したコマンがきわどいシュートで相手ゴールを脅かす。

一進一退の攻防が続くなか、先にゲームを動かしたのはバイエルンだった。43分、エリア手前中央でキミッヒ、ミュラー、コマンが細かくショートパスをつなぐと、最後はキミッヒが絶妙なループシュート。これがGKビュルキの手をかすめてゴールに吸い込まれ、バイエルンが先制に成功した。

- Pool/Federico Gambarini/Pool via Gett

ドルトムントは後半開始からサンチョとエムレ・ジャンを投入して反撃を試みるが、余裕が生まれたバイエルンを相手になかなかチャンスを作れない。58分にようやく迎えた決定機も、ハーランドの渾身のシュートはDFに当たってゴール右へ外れた。

72分には劣勢のドルトムントに追い討ちをかけるように、ハーランドが負傷交代を余儀なくされるアクシデントが発生。エースを失った後も果敢に攻め続けたが、最後までゴールが遠かった。

虎の子の1点を守りきったバイエルンはこれでブンデスリーガ7連勝を達成。ドルトムントとの勝ち点差を「7」に広げ、8連覇へ大きく前進した。

【得点】
0ー1 43分 キミッヒ(バイエルン)

【ラインナップ】
ドルトムント(3ー4ー2ー1)
ビュルキ;ピシュチェク(80分 ゲッツェ)、フンメルス、アカンジ;ハキミ、ダフート(85分 ヴィツェル)、ディレイニー(46分 エムレ・ジャン)、ゲレイロ;アザール、ブラント(46分 サンチョ);ハーランド(72分 レイナ)

バイエルン・ミュンヘン(4ー2ー1ー3)
ノイアー;パヴァール、ボアテング(85分 リュカ・エルナンデス)、アラバ、デイヴィス;キミッヒ、ゴレツカ;ミュラー;コマン(73分 ペリシッチ)、レヴァンドフスキ、ニャブリ(87分 ハビ・マルティネス)