シュトゥットガルトは後半に5ゴールを奪い京都サンガ相手に勝利を収めた。 - © Paul Miller
シュトゥットガルトは後半に5ゴールを奪い京都サンガ相手に勝利を収めた。 - © Paul Miller
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シュトゥットガルトが後半の5得点で京都サンガに逆転勝ち

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VfBシュトゥットガルトは28日、一時は3点を先行されながらも京都サンガに5-3の逆転勝利を収めた。

来日中のVfBシュトゥットガルトは28日、サンガスタジアム by KYOCERAで京都サンガF.C.に5-3の逆転勝ちを収めた。前半に2点を奪われるなど一時は3点を先行されたが、後半に次々とゴールを決めて日本ツアー初戦を白星で飾った。

金曜日に来日したチームはキャプテンマークを巻いたアタカン・カラソル、ドイツ代表GKアレクサンダー・ニューベル、新戦力のエルメディン・デミロヴィッチらがスタメンに名を連ね、チェイス・アンリはベンチスタートとなった。

序盤に主導権を握ったのはホームの京都だった。21分に原大智が前線にボールを持ち込み、ペナルティエリア外から低い弾道の強烈なミドルシュート。ポスト、そしてニューベルの背中に当たってゴール前にこぼれたボールをラファエル・エリアスが押し込んで京都がこの日最初のゴールを奪った。

33分にも京都が速攻を仕掛け、左サイドから中央に切れ込んだマルコ・トゥーリオが見事なシュートを突き刺し追加点を挙げる。ハーフタイム直後にもスピードに乗った原大智が強烈なシュートを決めて、ホームチームがリードを3点に広げた。

追い込まれたシュトゥットガルトは57分に反撃を開始する。左サイドのスペースにディールが自慢のスピードを活かして抜け出すと、飛び出したゴールキーパーを抜き去ってシュートを流し込み、1点を返す。さらにその11分後にはシラスのお膳立てからフリーのレーヴェリンクがボールを押し込んで、1点差に迫った。

すると73分には左サイドからのシセのクロスをカスタナラスが押し込み、ついに同点ゴール。途中出場の若手の活躍でスコアを3-3とすると、さらに勢いに乗る。79分にはフィールド中央からシセが一気に左サイドを突破し、自らシュートを突き刺して逆転に成功した。そして試合終了間際にもライムントのクロスバーに当たってゴールネットを揺らす素晴らしいシュートで5点目のゴール。前半とは打って変わってゴールショーを繰り広げ、長旅の疲れがありながらも最後は昨季ブンデスリーガ2位の意地を見せた。