ブンデスリーガ入れ替え戦の仕組み
ブンデスリーガでは毎シーズン、リーグ戦終了後に入れ替え戦が行われている。その仕組みを紹介する。
ブンデスリーガの最終順位16位のクラブと、ブンデスリーガ2部の最終順位3位のクラブが対象。(ブンデスリーガ17位と18位は自動降格、ブンデスリーガ2部1位と2位は自動昇格)
ホーム&アウェーで計2試合が行われ、現行方式ではファーストレグはブンデスリーガクラブのホーム、セカンドレグはブンデスリーガ2部クラブのホームで開催される。
【2009年以降の入れ替え戦結果】※左がブンデスリーガ16位、右が同2部3位
2008/09シーズン:コトブス ― ニュルンベルク(0-3、0-2)
2009/10シーズン:ニュルンベルク ― アウクスブルク(1-0、2-0)
2010/11シーズン:ボルシアMG ― ボーフム(1-0、1-1)
2011/12シーズン:ヘルタ ― デュッセルドルフ(1-2、2-2)
2012/13シーズン:ホッフェンハイム ― カイザースラウテルン(3-1、2-1)
2013/14シーズン:ハンブルガーSV ― フュルト(0-0、1-1)
2014/15シーズン:ハンブルガーSV ― カールスルーエ(1-1、2-1)
2015/16シーズン:フランクフルト ― ニュルンベルク(1-1、1-0)
2016/17シーズン:ヴォルフスブルク ― ブラウンシュワイク(1-0、1-0)
2017/18シーズン:ヴォルフスブルク ― キール(3-1、1-0)
2018/19シーズン:シュツットガルト ― ウニオン・ベルリン(2-2、0-0)
2019/20シーズン:ブレーメン ― ハイデンハイム(0-0、2-2)
2020/21シーズン:ケルン ― キール(0-1、5-1)
2021/22シーズン:ヘルタ ― ハンブルガーSV(0-1、2-0)
上記のように、ブンデスリーガと同2部の力の差はやはり歴然としている。
過去14年間の入れ替え戦で、ブンデスリーガ2部3位がブンデスリーガ16位を倒して昇格を決めた例はたった3しかない。
また、「ファーストレグに黒星を喫した場合、入れ替え戦を勝ち抜く可能性は0パーセント」というジンクスは2019/20シーズンまで続いていた。
しかし直近2シーズンは異なり、どちらもブンデスリーガのクラブがファーストレグを落としながらも、セカンドレグに意地を見せる結果となった。