日本人対決はフランクフルトに軍配、DFB杯16強へ
2019/20シーズンのドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)2回戦最終日が10月30日に行われ、宮市亮のザンクト・パウリ(2部)は本拠で、長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトと対戦し、1ー2で敗れた。ベンチスタートの宮市に出場機会はなく、長谷部と鎌田はフル出場だった。
ザンクト・パウリ 1ー2 アイントラハト・フランクフルト
立ち上がりの4分、ゴール前へ飛び込んだドストがヒンターエッガーのクロスに頭で合わせ、フランクフルトが早々に均衡を破る。
さらに16分、コールのスルーパスで裏に抜けたドストが、GKと1対1になった場面でチップキック。ボールはミュラーの指をかすめながらネットに決まり、フランクフルトのリードは2点に広がる。
しかしザンクト・パウリも42分、ヒンターエッガーのハンドで獲得したPKをゾボタが冷静に沈め、1点差に詰め寄る。
後半も互いに追加点を目指して戦ったが、スコアに動きはなくこのまま試合は終了。フランクフルトが16強進出を決めた。
【得点】
0ー1 4分 ドスト(フランクフルト)
0ー2 16分 ドスト(フランクフルト)
1ー2 42分 ゾボタ(ザンクト・パウリ)
【ラインナップ】
ザンクト・パウリ(3ー4ー1ー2)
ミュラー;カラ(79分 コンテ)、エスティガード、ブバラ;オールソン、メラーデーリ(87分 タシチ)、クノル、ペニー;フルム(85分 ベッカー);ゾボタ、ギョケレス
アイントラハト・フランクフルト(3ー1ー4ー2)
レノウ;ヒンターエッガー(46分 アブラハム)、長谷部、ヌディカ;フェルナンデス;ドゥルム、コール、ローデ、チャンドラー(46分 ダコスタ);鎌田、ドスト(88分 パシエンシア)