鎌田ゴールはVAR取り消し、フランクフルト4試合ぶり勝ち点獲得
ブンデスリーガ第14節初日が12月6日に行われ、長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトはヘルタ・ベルリンとホームで対戦し、2ー2で引き分けた。長谷部と鎌田はフル出場した。
アイントラハト・フランクフルト 2ー2 ヘルタ・ベルリン
30分、プラッテンハルトの縦パスをグルイッチが中に叩き、これで抜け出したルケバキオがGKレノウとの1対1で冷静にゴール。敵地へ乗り込んだヘルタが先制点を奪う。
38分、ワンツーで左サイドを抜け出したコスティッチのグラウンダーセンタリングに鎌田が合わせ、ボールはネットを揺らす。しかしこのプレーの直前に、コスティッチがシュタルクに対してファウルを犯していたことがVARで判明。鎌田のゴールは取り消しとなった。
ヘルタの1点リードで迎えた63分、右からのFKがファーサイドまで流れると、ボヤタの折り返しをグルイッチが押し込み、差は2点に広がる。
その2分後、フランクフルトもセットプレーのチャンスからヒンターエッガーが得点を決め、1点差に迫る。さらに86分、左CKをニアサイドのヒンターエッガーが頭でそらし、最後はローデが右足でゴール。フランクフルトが土壇場で同点に追いついた。
このまま試合は終了し、フランクフルトの連敗は3でストップした。5連敗だったヘルタも、6試合ぶりに勝ち点を手にしている。
【得点】
0ー1 30分 ルケバキオ(ヘルタ)
0ー2 63分 グルイッチ(ヘルタ)
1ー2 65分 ヒンターエッガー(フランクフルト)
2ー2 86分 ローデ(フランクフルト)
【ラインナップ】
アイントラハト・フランクフルト(3ー1ー4ー2)
レノウ;トゥーレ、長谷部、ヒンターエッガー;フェルナンデス(62分 ローデ);ダコスタ、ソウ、鎌田、コスティッチ;シルバ(84分 ヨヴェリッチ)、パシエンシア
ヘルタ・ベルリン(3ー4ー1ー2)
クラフト;シュタルク(79分 ミッテルシュテット)、ボヤタ、レキク;クリュンター、グルイッチ、ダリダ、プラッテンハルト;ドゥダ(49分 レーヴェン);ゼルケ、ルケバキオ(80分 ヴォルフ)