へ―ネス監督が日本ツアーを総括「特別な経験ができた」
5-2の勝利を収めた広島戦後、シュトゥットガルトのへ―ネス監督が日本ツアーを振り返った。
5-2で勝利を収めたサンフレッチェ広島との親善試合後、「予想通りに難しい試合だった」と言うVfBシュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督はチームのプレーをポジティブに評価した。
「今日のパフォーマンスにはとても満足しているし、選手たちは非常に集中していた。前半にリードを広げることもできたはずだが、後半は観客をゴールで楽しませることができた」
前半はアンジェロ・シュティラーの一点だけにとどまったシュトゥットガルトだが、後半に入るとエメル・ベヤズ、トーマス・カスタナラス、ニック・ヴォルテマーデ、ムサ・シセが次々とゴールを決めて京都サンガ戦に続いて大量5得点を挙げている。
また指揮官は一週間の日本ツアーを振り返り、「暑さであまりハードな練習はできなかったが、2つの厳しい親善試合をして美しいスタジアムと特別な雰囲気の中でプレーできた」とその成果を強調した。また初めて訪れた日本でピッチ外でも様々な活動を行った今回の経験は、忘れられてないものとなったようだ。
「私の日本遠征の総括は非常にポジティブだよ。特別な経験ができた。私たちの多くは初めて日本に来たからね。ここの人々に大きな感銘を受けたよ。素晴らしい歓迎を受け、一生の思い出に残るとても価値のある遠征になった」
かつてボルシア・ドルトムントやバイヤー・レヴァークーゼンで指揮を執ったサンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督にとっても、親善試合は実りの多いものとなったようだ。「VfB相手にとてもエンターテイニングな試合になった。自分たちのスタイルで、相手によく食らいついたと思う。素早い攻撃を見せたVfBは勝利に値するチームだった」
「とても優れたヨーロッパのチームを相手に、私たちにとっていい経験だったよ。まだ足りないもの、改善すべき点も見ることができた。VfBを迎えたことはチーム、クラブ、そして広島の町にとっていい経験になったと思う」
シュトゥットガルトは金曜日に帰国の途に就き、2週間後の現地時間17日には今季最初の公式戦となるDFLスーパーカップで昨季2冠王者のレヴァークーゼンと対戦する。